寒暖差疲労にご注意を!

12月〜2月は、外に出ると一気に冷え込み、室内に入ると暖房で一気に暑くなる季節。
この“急な温度差”が続くことで、最近当院でも
「疲れが抜けない」「肩が重たい」「頭が痛い」
といったご相談が増えています。
その原因の一つが “寒暖差疲労”です。
寒暖差疲労とは?

簡単に言えば、自律神経が温度差に振り回されて疲れてしまう状態です。
人の身体は、
・体温調整
・血管の拡張・収縮
・発汗
などすべて自律神経がコントロールしています。
外に出た瞬間に「キュッ」と血管を縮め、
室内に入った瞬間「あたためよう」と血管を広げる。
この調整を短時間で何度も行うことで
自律神経がフル稼働し続けて疲労が蓄積してしまうのです。
当院の考える寒暖差疲労の“本当の原因”

自律神経が働きすぎて疲れると、
・首肩のこり
・呼吸が浅い
・頭痛
・めまい
・倦怠感
・睡眠の質低下
などさまざまな不調につながります。
さらに当院が重視しているのは内臓(とくに肝臓・腎臓・胃腸)への負担です。
温度差で自律神経が乱れる
→ 血流が不安定になる→ 内臓の働きが低下する→ 身体の回復力が落ちる→ 首肩こり・疲労感が抜けない
という“負のループ”に入ってしまう方が増えています。
東洋医学でも、自律神経の乱れは「肝(かん)」「腎(じん)」「脾(ひ)」の弱りと密接な
関係があります。
特に冬は“腎”が弱りやすく、疲労が回復しにくい傾向があります。
ご自宅でできるセルフケア3つ

① 首・鎖骨まわりを温める(温活)
寒暖差を受けやすいのは“首”です。
首が冷えると自律神経が一気に乱れます。
おすすめの方法
・カイロを首の後ろの少し下(大椎付近)に貼る
・マフラーやネックウォーマーで“首”を守る
・寝る前にホットタオルで首〜鎖骨を温める
→ 温めることで副交感神経が働き、呼吸も深くなります。
② “横隔膜”をゆるめる深呼吸
寒暖差で呼吸が浅くなると、余計に自律神経が乱れます。
特に横隔膜が固い方は疲れが抜けにくいです。
1分でできるケア
1)みぞおちを軽く押さえる
2)鼻から4秒吸う
3)口から8秒でゆっくり吐く
→ 横隔膜が緩むと内臓の動きがよくなり、疲れにくくなります。
③ 足首まわし(腎のケア)
冬は腎の働きが低下しやすく、冷え・疲れの原因になります。
方法
・足首をゆっくり大きく10回まわす
・内くるぶしの上を押して少し温める
→ 東洋医学ではここに“腎のツボ(三陰交)”があり、疲労回復に効果的。
当院でのアプローチ

Spunto整体院では、寒暖差疲労によって乱れた自律神経を整えるために
以下の施術を中心に行っています。
● 内臓整体(肝・腎・胃の緊張を取る)
寒暖差で乱れた血流を整え、内臓の働きをしっかり回復させます。
これにより、
「呼吸が深くなる」「体の軽さが戻る」
という変化を感じる方が多いです。
● 脇腹・肋骨・背中の調整(呼吸の改善)
呼吸筋が固まっていると自律神経が休まりません。
肋骨の可動を出すことで、身体が“休むモード(副交感神経)”に切り替わりやすくなります。
● 頭・首の調整(交感神経の過緊張をリセット)
温度差ストレスで張りやすい首・後頭部を緩め、
頭から全身の緊張を落としていきます。
まとめ | 寒暖差は“防げる疲労”です

これからの季節、寒暖差は避けられません。
しかし、
・首を温める
・呼吸を深くする
・腎のケアをする
こうした簡単な習慣で、自律神経の負担は大きく減ります。
「最近疲れが取れない…」
「肩こりや頭痛がひどくなってきた…」
そんな方は、寒暖差疲労のサインかもしれません。
当院では、内臓と自律神経の両面から整えることで
“寒暖差に強い身体”をつくるサポートを行っています。
お気軽にご相談くださいね🍀
納得できる改善を約束する整体師
長野寛太 (ながの かんた)
柔道整復師(国家資格 柔道整復師・2018年取得)
【経歴】
森ノ宮医療専門学校 柔道整復科 卒業(2018年)
アメリカ研修参加
海外の大学を訪問し、カイロプラクティックやスポーツメディスンを学ぶ国際研修に参加。医療の国際的視野と最新技術への理解を深める。
大阪市内整体院 勤務⇒同整体にて都内院勤務 院長として臨床経験を積む(2018年〜2022年)
2023年 大阪市内にてSpunto整体院を開院
【メッセージ】
早期の改善はもちろん、症状の出ている原因の根本を特定し適切に施術することで様々な症状に対して改善のお手伝いをさせていただいています。
あなたのどこに通っても思うように改善しなかった症状もきちんと原因を特定すればきちんと改善することができます。
「一時的なラク」ではなく、「きちんとした改善、あなただけに合った体づくり」を目指したい方はぜひ一度当院にご相談ください。







