寝ても疲れが取れない人に共通する「横隔膜の硬さ」とは?

「しっかり寝ているはずなのに疲れが残る」
「朝から体が重だるい」
「寝起きから肩や背中がこっている」
こうした悩みで来院される方に、実はある共通点があります。
それが 横隔膜の硬さ です。
当院では、慢性的な疲労や回復力の低下は単なる睡眠不足ではなく、
“体が休めていない状態” が続いていることが原因だと考えています。
横隔膜とは?なぜ重要なのか
横隔膜は、肺の下にある大きな呼吸筋で、呼吸をするたびに上下に動いています。
この横隔膜は、
・呼吸
・自律神経の調整
・内臓の動き
すべてに関わる、とても重要な筋肉です。
しかし、ストレスや姿勢の崩れ、寒暖差、内臓疲労などが重なると、
横隔膜は次第に硬くなり、動きが悪くなってしまいます。
当院の考える「疲れが取れない本当の原因」

1️⃣ 横隔膜が硬い=呼吸が浅い
横隔膜が硬くなると、自然と呼吸が浅くなります。
呼吸が浅い状態が続くと、交感神経が優位になり、睡眠中でも体が緊張したままになります。
その結果、
✔ 寝ても回復しない
✔ 夢をよく見る
✔ 夜中に目が覚める
といった状態が起こりやすくなります。
2️⃣ 内臓疲労と横隔膜は深くつながっている
横隔膜のすぐ下には、肝臓・胃・腸などの重要な内臓があります。
当院では、内臓が疲れて硬くなる → 横隔膜の動きが制限される
と考えています。
特に、
・食べすぎ・飲みすぎ
・冷え
・不規則な生活
が続くと、内臓が緊張し、横隔膜も一緒に硬くなります。
これは「内臓が休めていない=呼吸も休めていない」状態です。
3️⃣ 自律神経が切り替わらない体になっている
横隔膜は、副交感神経(リラックス)を優位にするスイッチの役割もあります。
しかし、横隔膜が硬いと
・夜になっても体がオン状態
・寝ているのに脳が休まらない
・疲労ホルモンが抜けにくい
といった悪循環が起こります。
当院に来られる「慢性疲労タイプ」の方は、この状態に当てはまるケースが非常に多いです。
ご自宅でできるセルフケア

① みぞおち呼吸(1日1分)
- みぞおちに手を当てる
- 鼻から息を吸ってお腹をふくらませる
- 口からゆっくり吐く(吸う時間の2倍)
→ 横隔膜がゆるみ、自律神経が整いやすくなります。
② お腹を温める
横隔膜の硬さは、内臓の冷えとも深く関係します。
・湯船につかる
・お腹にカイロを貼る(寝る前)
→ 内臓が緩み、呼吸も深くなります。
③ 寝る前スマホを「胸より下」に
スマホを見る姿勢は、横隔膜を固める代表例です。
胸が閉じる姿勢を減らすだけでも、呼吸は変わります。
当院でのアプローチ

当院では「疲れが取れない」という悩みに対し、単に筋肉をほぐすことは行いません。
● 横隔膜・肋骨の調整
→ 呼吸が深くなり、体が自然に休む状態へ
● 内臓整体(肝臓・胃・腸)
→ 内臓の緊張を取り、回復力を引き出す
● 自律神経調整(頭・首・背骨)
→ 睡眠中にしっかり回復できる体へ
施術後には
「息がしやすい」
「眠りが深くなった」
「朝のだるさが違う」
といった声を多くいただいています。
まとめ

寝ても疲れが取れない原因は、睡眠時間ではなく “呼吸と内臓が休めているか” にあります。
横隔膜が硬いと、体は24時間働きっぱなしの状態になります。
もしあなたが
・寝ても疲れが抜けない
・慢性的にだるい
・自律神経の乱れを感じている
そんな状態なら、横隔膜から整えるケアを始めてみてください。
納得できる改善を約束する整体師
長野寛太 (ながの かんた)
柔道整復師(国家資格 柔道整復師・2018年取得)
【経歴】
森ノ宮医療専門学校 柔道整復科 卒業(2018年)
アメリカ研修参加
海外の大学を訪問し、カイロプラクティックやスポーツメディスンを学ぶ国際研修に参加。医療の国際的視野と最新技術への理解を深める。
大阪市内整体院 勤務⇒同整体にて都内院勤務 院長として臨床経験を積む(2018年〜2022年)
2023年 大阪市内にてSpunto整体院を開院
【メッセージ】
早期の改善はもちろん、症状の出ている原因の根本を特定し適切に施術することで様々な症状に対して改善のお手伝いをさせていただいています。
あなたのどこに通っても思うように改善しなかった症状もきちんと原因を特定すればきちんと改善することができます。
「一時的なラク」ではなく、「きちんとした改善、あなただけに合った体づくり」を目指したい方はぜひ一度当院にご相談ください。







