Spunto整体院の長野です。
今回は「顎関節症」でお悩みの方に向けて効果的なストレッチを紹介します。
顎関節症で悩んでいる方はぜひ毎日の習慣にしてください☺️
顎関節症の症状を和らげるには、顎まわりの筋肉をほぐし、関節の動きを滑らかにするストレッチやエクササイズがとても効果的です。以下に、自宅で簡単にできるストレッチとエクササイズをわかりやすく、具体的に紹介します。
【1】顎のウォーミングアップ
■ ホットタオルで温める(3〜5分)
タオルをお湯に浸して軽く絞り、顎のあたり(耳の下〜あご先)にあてて筋肉を温めます。
血流をよくして、ストレッチの効果を高めます。
【2】顎のストレッチ・エクササイズ集
■① 開口ストレッチ(基本のあごの開け閉め運動)
目的:顎関節の可動域を広げる
やり方:
- 姿勢を正して、肩の力を抜く
- ゆっくりと口を「縦に」開ける(無理に広げない)
- 指2〜3本分くらいが入るまで開けられるのが目安
- ゆっくり閉じる
→ 10回繰り返す(朝晩1回ずつ)
ポイント;
横にずれないよう、鏡を見ながら真っ直ぐ開け閉めする
■② 抵抗を使った開口筋トレ(筋肉強化)
目的:顎を開ける筋肉(顎二腹筋など)の強化
やり方:
- あご先に指を当て、軽く押さえる(下方向へ)
- その指に抵抗するように、ゆっくり口を開ける(完全には開かない)
- 3秒キープして、力を抜いて閉じる
→ 5回×2セット
ポイント:
力を入れすぎず、少しの抵抗でOK。痛みが出るときは中止。
■③ 舌を使ったストレッチ(関節安定化)
目的:顎の動きを安定させる
やり方:
- 舌の先を上あごの「スポット(前歯の少し後ろ)」に軽くつける
- 舌をつけたまま、ゆっくり口を開ける(大きく開かなくてOK)
- 舌が離れないように、途中まで開けてゆっくり閉じる
→ 10回×1日2回
ポイント:
この動きは顎を正しい軌道で開ける訓練になります。
■④ 顎周りのマッサージストレッチ
目的:筋肉の緊張緩和
やり方:
- 咬筋マッサージ(頬の筋肉)
1. こめかみ〜頬にある「咬筋(こうきん)」に指を当てる
2. 軽く押しながら、円を描くようにゆっくりマッサージ(10〜20秒) - 側頭筋マッサージ(こめかみ付近)
1. こめかみに指を当てて、小さな円を描くように優しくマッサージ
2. 目の疲れにも効果的です
ポイント:
痛くない程度の圧で行い、リラックスした状態でやりましょう。
■⑤ 首・肩のストレッチ(姿勢改善)
顎関節症の人は、猫背や首のこりが原因のこともあります。
やり方(簡単首ストレッチ):
- 首をゆっくり右に倒す(右耳を右肩に近づける)
- 左の肩を下げてストレッチ感を感じる
- 15秒キープ、反対側も同様
→ 各3回ずつ
【注意点】
- 痛みが出たら無理せず中止してください。
- エクササイズは「少しずつ継続」がカギです。
- 毎日続けることで、顎の動きがスムーズになります。
「納得できる改善を約束する整復師」
長野寛太 (ながの かんた)
柔道整復師(国家資格 柔道整復師・2018年取得)
【経歴】
森ノ宮医療専門学校 柔道整復科 卒業(2018年)
アメリカ研修参加
海外の大学を訪問し、カイロプラクティックやスポーツメディスンを学ぶ国際研修に参加。医療の国際的視野と最新技術への理解を深める。
大阪市内整体院 勤務⇒同整体にて都内院勤務 院長として臨床経験を積む(2018年〜2022年)
2023年 大阪市内にてSpunto整体院を開院
【メッセージ】
早期の改善はもちろん、症状の出ている原因の根本を特定し適切に施術することで様々な症状に対して改善のお手伝いをさせていただいています。
あなたのどこに通っても思うように改善しなかった症状もきちんと原因を特定すればきちんと改善することができます。
「一時的なラク」ではなく、「きちんとした改善、あなただけに合った体づくり」を目指したい方はぜひ一度当院にご相談ください。